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フランスでの小さな日常のメモ

米騒動

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米騒動

とりあえず、まあるいお米を食べたい…です。
近所のスーパーには、長いタイ米は売っていますが、丸いお米は置いてません。

最初こちらに来た頃は、長いお米も食べていました。
上手に炊けば、まあまあ食べられなくはないし、ご飯を食べたいという欲求もごくわずかですが満たされる気がしないでもないです。

でもある時、たまたま安売りしていたタイ米を買って食べたら、まるで紙を食べているかのように口が動かなくなり、それ以来、長いお米はノーサンキュー、いえノンメルシーとういうことに。

その後、町のはずれにある大きめのスーパーで「寿司用」と書かれた日本ぽいお米を見つけました。
1kgで3ユーロ弱。おいしいかおいしくないかはともかく、私にはこれで十分です。

往復1時間ほど歩くので、あんまり買えないのですが、それをチビチビ大事に食べています。

ちなみに、丸いお米に少しタイ米を混ぜて炊くという戦法をとったところ、すべてがタイ米寄りになり惨敗。
丸いお米を食べ始めて以降、Gも「長いのはおいしくない」と食べなくなりました。

10年ほど前は、パリのスーパーにもまだ日本のお米は置いておらず(日本食スーパーへ行けば買えましたが、かなりお高い)普通にスーパーで変えるフランス産のカマルグ米が日本のに似てるよ、ということを友達に教えてもらってそれを食べてました。それでもいいから近所のスーパーに置いてくれないかなぁ、と願っています。
最近では、イタリア産の「ゆめあかり」という品種がおいしいと聞きました。

写真は、Gのお友達の家(船上です)の猫のマヤちゃん。膝に乗ってくる馴れ馴れしさはないものの、気がつくと横にいて、おどおどしつつ顔を覗き込んでくるというかわいらしさです。