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フランスでの小さな日常のメモ

最近見た映画

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最近見た映画

LOOPER/ルーパー
未来の話なのに、変に古めかしい描写で逆にリアルな感じがしました。
SFぽいものは、たいてい話が壮大すぎてついていけなくなるのですが、これはそういう面倒なこともなく視覚だけで理解できて、かつ斬新なシーンが多く、おもしろかったです。

Le Magasin des Suicides
パトリス・ルコント監督のアニメーション。
絵も魅力的だし、それなりによかったんですが、原作の小説(ようこそ、自殺用品専門店へ)があるようで、パトリス・ルコントが考えた内容のアニメーションが見たかったです…。

フランケンウイニー
ティム・バートン監督によるストップモーション・アニメ
主人公の飼い犬のかわいさったらなかったです。映画の中で、主人公がこの犬を主人公に映画を作ったのと同様、監督がこの犬のために作った映画なんじゃないかと思うくらい、異様にかわいかったです。
それに比べてあの猫の適当な描かれ方。ほとんど動かないし、名前も「ひげ君」て…。
でもそういうキャラクター含めすべてが愛らしかったし、こういう閉鎖的な空間の中のお話って好みです。

007 スカイフォール
ジェームスボンドというと、きれいな女性といちゃいちゃしながらどんな無茶な任務もスマートに遂行する、という勝手なイメージでしたが、今回は、いったんボンドが自分の立場を離脱して再生していく過程が描かれていたり、ちょっと必死な部分が見れてよかったです。
あとオープニングの曲と映像がびっくりするくらい素晴らしく、陶酔して見てしまいました。

ヤコブへの手紙
最初の5分で、全体のストーリィが読めちゃうぐらいのシンプルな話ではあるのですが、その描かれ方と俳優の演技力でちゃんと最後まで引っぱって見せていくのだから、すごいと思います。