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フランスでの小さな日常のメモ

引越しとバカンス

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引越しとバカンス

引越しの後、荷物も片付かないままに、すぐにバカンスに出かけたため、長らく日記を書けませんでした・・・。

バカンス先は、Gのお父さんの家があるブルゴーニュです。
100年以上前に建てられた、古くて良い物がたくさんある博物館のような素敵なお家でした。

さくらんぼを木から取って食べたり(ロメールの映画「クレールの膝」のワンシーンを思い出しました)久しぶりに自転車に乗ったり、イチゴ狩りや、動物がたくさん放し飼いにされている古い農場を再現したようなところや、山の中にあるカーヴで crémant(シャンパンと同じ製法だけどぶどうの種類が違うらしい)の試飲をしたりしました。

オペレッタにも連れて行ってもらいました。
オペレッタ、というくくりはよくわからないのですが、私が観たのは、カフェの中で食事をした後、店内にある舞台上で二人の女性が歌ったり演奏したりする寸劇のようなもので、言葉がわからなくても楽しめるものでした。
もちろん、言葉がわかったらもっと楽しめるのは言うまでもないです・・・。
ともかく、そのアングラ劇場のようなちょっと閉鎖的な空間がとても気に入りました。

父ちゃん家にはGの弟ファミリーも来ていました。
望遠鏡で月を見せてもらったり、ギターを教えてもらったり、皆で公園に行ったり、四歳の義理の姪っ子に絵本を読んでと言われて途中あやしい発音になると彼女が教えてくれたり、賑やかでとても楽しかったです。

働いておらず毎日バカンス状態の私が生意気にもどうしてバカンス?という質問はなしで…