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フランスでの小さな日常のメモ

ビザ申請

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ビザ申請

ちょうど去年の春、ビザを申請して見事却下された記憶も覚めやらぬところですが、先日、ビザの申請に東京まで行ってきました。

今回私が申請したビザは、たぶん普通なら問題なく取れるはずとは思いつつ、前回却下された怖さから、何度書類を確認しても、何かを忘れているような、何かを書き間違っているような不安な気持ちになって、一週間ぐらい前からずっと胃とかお腹が痛かったです。

東京の広尾にあるフランス大使館。すでに15人くらいの人が待っていました。
窓口はふたつ、日本人の女性とフランス人の男性。

どなたかのブログで、配偶者ビザの申請時は、フランス人に当たるとフランス語を強要されると聞いていたので、日本人の女性がいいなぁと思ってたら、私が呼ばれたのはフランス人の男性でした…。

「フランス語、大丈夫だよね?」とフランス語で言われたんで、おずおず「試してみます」、と言ったら「すごくいい返事だよ!」と、それ以降、終始上機嫌で、最後には「フランスまで良い旅を!」と言ってくれました。
いや、ビザがまだだよ…と思ったんですけど、私もにっこり挨拶して終了。

数日後、無事ビザを受け取ることが出来ました。

それと、このあいだ、ちょっといいことがありました。
いつだったか、母がある誌面でロゴマーク募集してるよ、と言うので作って応募してみたら、なんと最優秀賞をいただいてしまいました。

出したこともすっかり忘れていたので、電話を受けても相手が何をいってるのかしばらく理解できずでしたが、とてもうれしかったです。

生きていればつらいことも申し訳ないと思うことも不安なこともいっぱいありますが、たまには良いこともあるかもしれない恩返しも出来るかもしれないから、とりあえず前へ進んでいこうと思います。