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フランスでの小さな日常のメモ

ストラスブールの旅(メモ編)

ストラスブールの旅(メモ編)

ストラスブールについて、ちょっぴりネットで調べたので書いておきます。
あと旅の覚書。

  • フランスの北東、ドイツとの国境にあります。
    ストラスブールを含むアルザス地方(下図のオレンジ部分)の人々は、その特別な歴史的背景のため、フランス人というよりアルザス人としてのアイデンティティーを強く持っている‥等、少し調べただけでもとても興味深かったです。
    かつては神聖ローマ帝国、ドイツ領でしたが、17世紀あたりからフランスと取り合いした結果、1944年、フランス領になり今に至ります。
    なので、文化的にはドイツ寄り。
  • 調べているうちに、どなたかがアルフォンスドーデの「最後の授業」について書いておられて、私も昔これを読んだとき、治める国が突然変わるという不可解さ、自国の言葉への誇りというものに触れたことを思い出しました。
  • 街を歩いていると、ドイツ語(たぶん)が聞こえてくるし、レストランでトイレを探していた時も「あっちですよ」とドイツ語(たぶん)で言われました。
    なぜ、たぶん、なのかというと、アルザス地方には地方特有の言葉(patois)があるらしく、夜ホテルのテレビで聞いたけれど、私にはほぼドイツ語にしか聞こえなかった。
    でも、もちろん公用語はフランス語です(よね?)。
  • 一日だけ私ひとりで観光する日があったのですが、街でかなりの数の若者に(お金くださいと)キャッチセールスの要領で声をかけられドキドキしました‥。カツアゲ的な感じじゃないし、せいぜいウィンク攻撃してくるくらいだけれど、とにかく多くて疲れました。
  • ストラスブールの中心街グラン・ディル(Grande Île)はユネスコ世界遺産に登録されています。そんなに広くないので、隅々まで余裕で歩けました。
  • ストラスブール大聖堂には、とても有名な天文時計があり、決まった時刻になにかからくり的な動きがあるようですが、私はひとりでその存在も知らずに当然時間外に行ったので、隅の方にある古ぼけた時計‥としか認識していませんでした。 なぜ行く前に下調べをしないのかと毎回思う。
  • アルザス地方にあるコルマールという街が「ハウルの動く城」の舞台の一部となったらしいです。
    スタジオジブリの映画はいつも色がきれいだけど、あの映画は特にまぶしいくらいの色彩表現だったように思う。