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フランスでの小さな日常のメモ

皮膚科へ行く

皮膚科へ行く

去年の引っ越しシーズン中、急に目と口の周りが乾燥し始め、適当にクリームを塗っていたら、だんだん目の周りが赤く腫れて、外出できる顔じゃなくなってきたので皮膚科に行ってきました。

とりあえず、アレルギーじゃないかということで、検査をすることに。
フランスの血液検査は、街に点在するLaboratoireという場所で行います。
私は注射がこわくてこわくて、こわすぎて倒れたこともあるほどこわくて、しかもフランス人って失礼ながらちょっと大雑把なイメージがあるから、注射なんて痛いに決まってる‥けど、私ももういい大人だし努めて冷静に腕を出したつもりが、「あら、こわいの?」と、注射器片手にうれしそうに言われて逃げたくなりました。
結局のところ、驚くほど痛くなくて、思わず「プロですね」と言ったほど。
なんだろうあの技術。
そして、検査結果は異状なし。

その後、皮膚科で処方された薬も効果がない中、日本人の友達が、ワセリン塗ってみたら?と言うので、薬局で買って塗ったら、次の日に少し腫れが引いて、それからだんだん良くなってきたので感動しました。一時はもう治らないかと思ってたので。
ワセリン自体に治癒力はないらしいのですが、余計なものが入ってなくて乾燥を防げるのでいいみたいですね。

ただワセリンはベタベタするので、こちらの挨拶(互いの両頬を合わせる)をするとき、しまった私ベタベタだ!と、やってから気づく。
このフランスの挨拶、会った時と別れる時には必須で、たとえ大勢いても、面倒ですが(って言っちゃいけないな)全員とします。
彼らは、私が家族や友達とも握手すらしない国から来たって想像もしていない。
特に私は人と触れるのが苦手なので、挨拶時、私のことは忘れてくれと思う。

上の写真はリュクサンブール公園で撮ったもの。