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フランスでの小さな日常のメモ

また蚤の市

paris

また蚤の市

晴れた土曜日、モネの描いた三角屋根でお馴染みの「サン・ラザール駅」近くの蚤の市に行って来ました。オペラ座に近いので、この後、お昼は日本食を食べ、BOOK OFF、日本食スーパーという流れで楽しめていいなってことで。

パリの蚤の市は、いつも行く近所のものとは雰囲気が全然違いました。

売られている物が、あきらかに家庭の不用品ではなく、なんだか価値のありそうなアンティーク。売ってる人もプロの業者っぽく、高そうだな~と、最初ちょっと心配しました。

Gが、銀色に輝くコンコルドの置物(野球のバットくらいの大きさ)の値段を聞いたところ、350€(約47,600円)と言われて諦めてました。ソレどこに置くんだ…と内心ドキドキしていた私はホッとしましたが。

まあそういうのは例外として、よく見ると、私の探している小さなものは買えない値段ではなかったので、これは簡単にすごく良いものが見つかるかも!と期待に胸をふくらませてうろちょろ…。

しかし、ある程度良いとおもうものはあるんだけど、欲しいものってなかなか見つかりません。

それでも、手にとって見ていると、お店の人が、食器は裏のハンコが重要だとか、これは手作りでね、とかいろいろ教えてくれました。私も少し慣れてきたので、この模様がかわいらしいとか、形が上品ですねとか、少し言えるようになってきました。

最近、誰かと話していておもうのは、特別なことって言わなくてもいいんだってこと。普通のことを話すだけで、いいんだと。

結局、私はあるお店で銅製の小皿を買いました(下の写真の)。時計とか、小物をちょっと置いておくお皿を探していたので。少し黒ずんでいたのですが、帰ってからお酢とお塩で拭いたら、けっこうきれいになりました。

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他に今探しているものは、この間拾ったトランプを入れる写真立てと、ペン立てです。ペン立て、とりあえずのつもりだったヨーグルトの空き瓶を、気づいたらずっと使ってる…。